【企業分析】日本株編 スタジオアリス

投資のいろは
ひろきち

どうも ひろきち です。

今日は新しい切り口で

企業分析をしてみたいと思います。

色んな角度での分析があると思いますが

私の分析が参考になれば幸いです。

友人
友人

個別株を長期保有するための

判断材料が分からなかったから

参考になるかもしれないわね!



 

 



スタジオアリスの会社概要・売上高

こども専門写真館チェーン、こども向け写真スタジオ最大手

ショッピングセンターやスーパーマーケット・トイザらス内への出店を

主に「こども写真館スタジオアリス」を全国運営(店舗数480、2021年2月)

  • 設立:昭和49年(1974年)5月
  • 本社:大阪府大阪市北区梅田1-8-17 大阪第一生命ビル7F
  • 店舗数:全国480店舗・海外2店舗(2021年2月期)
  • 資本金:18億8595万円
  • 売上高:363億5200万円(2021年2月期・連結)
  • 従業員:3457名(正社員1270名、契約社員2187名)
  • 正社員男女構成:女性1204名   男性66名
  • 経営基本方針:サッカー型経営(現場で自ら考え、自ら判断する)

2001年3月~ ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社と締結

ディズニーキャラクターを使用しての撮影を開始

2021年4月~ 株式会社ポケモンとライセンス契約を締結

ポケモンキャラクターを使用しての撮影を開始

 

売上推移は以下の通り

売上高は緩やかに成長させてきていましたが、2020年2月決算と2021年2月決算で

減少に転じています。

2022年2月の予想は過去最高を目指しています。

コロナの影響もそこまで大きいものではなかったように見えますね。

底堅い経営だと感じます。

キャッシュフロー

2007年~2021年までのキャッシュフローは以下の通りです。

キャッシュフローは手元にどれだけお金を用意できているかを表します。

手元にお金がないと支払いが滞ってしまい倒産してしまいます。

経営自体が順調で黒字だったとしても手元にお金がなく支払いが

一時的にでも出来ない状況が発生すると「黒字倒産」となってしまうほど

手元にお金があるかというのは大事な判断材料となります。

スタジオアリスのキャッシュフローは健全だと思います。

これは個人的な判断なので、人それぞれ考えは違いますのでご注意ください。

2021年2月時点でフリーCFが30億円あり、ある程度のことには対応できると考えます。

コロナ禍の中でも飲食業界などと比べても売上・CF含めて大きく下げていない。

これはコロナ禍でも需要があり、スタジオアリスへ足を運んだ人が減らなかったという裏付けになってます。

ということは、底堅い経営は今後も継続していくのではないかと考えています。

株価

上記は直近2年の株価推移です。

2020年3月に大きく株価を下げましたが

2020年10月には暴落直前の株価に戻しました。

その後は2000円を超えて現在は2400円近辺を推移しています。

売上・利益・CFも安定しているので投資家からも

底堅さを実感されているのではないでしょうか。

企業分析

PER 15.6倍

個人的にはちょうど良い倍率だと思っています。

バリュー株だと50倍など高くなりがちです。

逆に成長が鈍化しているグロース株だと10倍を切ることもあります。

コロナ禍という状況でも15.6倍は良い状況と判断しています。

PBR 1.64%

PBR(株価純資産倍率)は、1株あたりの純資産に対して、何倍の株価で株が買われているかを表しています。

PBRを見れば、会社の資産に対して株価が高いか安いかを判断できます。

一般的な目安として、PBR(株価純資産倍率)が1倍以上なら割高で、1倍を割るようであれば

割安であると考えられています。

自己資本比率 67.9%

比率が高い方が負債が少ないということになり、財務健全性が高い企業と判断されます。

産業別の自己資本比率は、製造業51%、卸売業42.5%、小売業37.9%

自己資本比率の平均値は40%程度であり、目安として50%以上あれば良好と判断できるでしょう。

ただし、業種によって大きく異なるため、同業他社との比較によって大差ないことや年度推移において

自己資本比率が上昇傾向にあることなども要チェックです。

配当利回り 2.06%

配当利回りとは、購入した株価に対し、1年間でどれだけの配当を受けることができるかを示す数値です。

配当金額が同じで購入株価が高いと配当利回りは下がり、購入株価が低いと配当利回りは上がります。

また、購入株価が同じで配当金額が大きいと配当利回りは上がり、配当金額が小さいと配当利回りは下がります。

東証一部上場銘柄の有配会社(配当を実施している企業のこと)平均利回りは1.86%、

加重平均利回りは1.92%。東証2部上場銘柄の有配会社平均利回りは2.05%、加重平均利回りは1.66%です。

スタジオアリスの配当利回りも妥当なラインだと考えています。

まとめ

私の個人的な見解では、スタジオアリスは安定した優良企業と考えています。

10年後までは今のまま優良企業で結果も残すと思っています。

ですが、20年後になった時にどうなのか?子供の数が減っていったときに

写真を撮る分母の部分が小さくなるのが想定されています。

その時までにどのような一手を打つのか今後の活動を中止したいとも思っています。

少なくとも現在は株主優待を使わせていただき、私の父と母、弟家族を含めて

年末に家族写真を毎年撮らせていただいています。いつもありがとうございます!

その時のスタッフの対応や小さい子供への対応などチェックさせてもらってます(p_-)

今後もスタジオアリスには期待しています。

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