【米国株】ファクトセット(FDS)の2026年度決算を解説!調整後EPS+11.6%も利益率は低下

投資のいろは

どうも、ひろきちです。

2026年10月13日の米国株式市場は、ダウ・S&P500・ナスダックともにほぼ横ばいでした。米大手金融の決算が始まり、金融データ関連の銘柄にも関心が集まる中、今回は金融情報サービスのファクトセット・リサーチ・システムズ(FDS)を取り上げます。

※10/13当日に株価を大きく動かした個別ニュースは、私の調べた範囲では確認できませんでした。
そのため、直近で最も大きな材料である9月30日発表の2026年度決算を中心に整理します。

ファクトセットはどんな会社?

ファクトセットは、投資家や金融機関向けに、株価・企業業績・分析ツールなどのデータを提供する会社です。アナリストやファンドマネージャーが使う「金融情報の道具箱」のような存在だと考えると分かりやすいと思います。契約が毎年更新されるサブスクリプション型のため、収益が安定しやすいのが特徴です。

第4四半期は増収、調整後EPSは+11.6%

9月30日に発表された第4四半期(2026年度)の売上高は6億3,470万ドルで、前年同期比+6.3%でした。調整後EPS(1株あたり利益)は4.52ドルで+11.6%と、2桁の伸びです。

一方、GAAPベースのEPSは3.41ドルで-15.4%と減りました。調整後の営業利益率も33.0%と、前年同期の33.8%から低下しています。人件費とテクノロジー関連の費用が増えたことが理由とされています。

数字だけを見ると「売上は伸びているが、コストが先に増えている」状態です。ひろきちとしては、今後の利益率の回復が大きな焦点だと感じます。

株価の位置と直近の材料

株価は10/9時点で287.18ドル前後でした。52週レンジは185.00〜320.48ドルで、年間を通じて値動きの大きい銘柄です。直近では、スコシアバンクの資産運用部門との提携拡大が報じられ、株価が一時+4.8%上昇する場面もありました。

アナリストの見方は割れています。ウェルズ・ファーゴは10/1に目標株価を210ドルから250ドルへ引き上げましたが、投資判断は「アンダーウエイト(市場平均を下回る)」を維持しています。四半期配当は1株1.16ドルです。

今後の注目ポイント

(1)コスト増が一巡して利益率が改善に向かうか、(2)大手金融機関との提携など、新規契約の広がり、(3)AIなど新しい分析機能が収益にどう結びつくか、の3点を見ていきたいと思います。

引き続き、無理せずコツコツと。次回もお楽しみに!

※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の投資行動を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

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