【日経平均まとめ】2026年10月5日は1,637円高の69,946円!米雇用統計の下振れで半導体株に資金集中

投資のいろは

どうも、ひろきちです。

今日(2026年10月5日)の東京株式市場は、日経平均株価が前日比1,637円40銭高の69,946円86銭と大幅に反発しました。上げ幅は過去8番目の大きさで、TOPIX(東証株価指数)も約2カ月半ぶりの高水準まで買われています。背景にあるのは、前週末に発表された米雇用統計が市場予想を大きく下回ったことです。これを受けてFRB(米連邦準備制度理事会)による追加利上げへの警戒が和らぎ、半導体関連株を中心に資金が流れ込みました。今日は指数の動きと、値がさ株を中心に明暗が分かれた注目銘柄を見ていきます。

今日の指数の動き

日経平均の直近5営業日の終値推移グラフ

指数終値前日比騰落率
日経平均株価69,946.86円+1,637.40円+2.40%
TOPIX4,145.22+54.22+1.33%
グロース250812.24+14.01+1.76%
ドル円157円台後半(前日から小幅円安)(方向感)

※ドル円は記事執筆時点(17時台の報道ベース)の水準で、分単位の正確な前日比までは確認できていません(出典:日本経済新聞「外為17時」)。

上のグラフが直近5営業日の日経平均の終値推移です。9月29日の65,481円を底に、今日まで実質4営業日で4,400円超の上昇となりました。途中10月2日に一度647円安となる調整を挟みつつも、トレンドとしては右肩上がりが続いていることが分かります(出典:日本経済新聞社「日経平均プロフィル」)。

TOPIXも前日比+54.22ポイントとなり、日経平均と同様にしっかりとした上昇でした。東証プライム市場の値上がり銘柄数は860、値下がりは633、変わらずが53で、33業種中22業種が値上がりしています。値上がり率トップは電気機器でした(出典:株探)。指数の上昇幅ほどには全面高という印象ではなく、値がさの大型株が指数を押し上げた一日だったと言えそうです。

なぜ動いた?相場を動かした材料

今日の大幅反発には、主に3つの材料が重なりました。

①前週末(10月2日)に発表された米9月の雇用統計が、市場予想を大きく下回ったことです。非農業部門雇用者数は前月比+2万9,000人にとどまり、市場予想の+8万8,000人を大幅に下回りました。失業率も4.2%に上昇しています。労働市場の軟化が確認されたことで「FRBが利上げを急ぐ必要はない」との見方が強まり、CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)のFedWatchツールでは10月のFOMC(米連邦公開市場委員会)で政策金利が据え置かれる確率が約8割まで上昇しました(出典:OANDA)。これを受けて前週末のNYダウ平均は前日比+250.36ドル(+0.49%)の51,176.96ドルと反発し、週明けの東京市場にも買いが波及しました。

②G7(主要7カ国)首脳が原油と軽油の緊急備蓄放出を決定したことです。エネルギー供給への不安が後退し、原油先物価格が下落しました。これによってインフレへの警戒感が和らいだことも、株式市場にとって追い風になりました(出典:東京新聞)。

③利上げ観測の後退を受けて、AI(人工知能)・半導体関連株に資金が集中したことです。アドバンテストや東京エレクトロンといった値がさの半導体関連株が軒並み大きく買われ、日経平均を強く押し上げました。一方で、直近まで大きく上昇していたキオクシアホールディングスには利益確定売りが出て、指数の上値を一部抑える形になりました。

ドル円相場は、前週末のNY市場で雇用統計の弱さから一時156円95銭まで下落した後、米長期金利の反発もあって157円91銭まで買い戻されて取引を終えました。今日の東京市場でも157円台後半で推移し、原油価格の上昇や米金利先高観もあって、方向感に乏しいながらもやや円安基調で推移したようです(出典:外為どっとコム、日本経済新聞)。

今日話題になった銘柄と、その理由

話題銘柄の騰落率比較グラフ(アドバンテスト・東京エレクトロン・ファーストリテイリング)

銘柄(コード)終値騰落率注目された理由
アドバンテスト(6857)40,300円+4.32%利上げ観測後退でグロース株買いが加速、AI半導体需要への期待
東京エレクトロン(8035)12,765円+5.50%半導体製造装置大手として同じ流れで連れ高
ファーストリテイリング(9983)74,690円+4.07%値がさ株として指数上昇の波に乗る形で買われる
ソフトバンクグループ(9984)確認中確認中半導体・AI関連としての思惑買い、日経平均を約151円押し上げ
キオクシアホールディングス(285A)確認中確認中直近の急伸局面からの利益確定売りで、日経平均の下押し要因トップに

上の表と騰落率比較のグラフの通り、今日は東京エレクトロンの上昇率が際立ち、アドバンテスト・ファーストリテイリングも4%台の上昇となりました。この3銘柄だけで日経平均を900円以上押し上げており、今日の相場が一部の値がさ株主導だったことがよく分かります(出典:Minkabu、tbladvisory)。

アドバンテスト(6857):半導体テスタ最大手に資金集中

半導体検査装置の世界大手であるアドバンテストは、前日比1,670円高の40,300円(+4.32%)まで買われ、単独で日経平均を約360円押し上げました。きっかけは前述の米雇用統計の下振れです。利上げ観測が後退したことで、金利上昇に弱いとされるグロース株(将来の成長期待で買われる株)全般に資金が向かいやすくなり、その代表格として同社が買われた格好です。AI向け半導体の需要拡大期待が根強いことも、押し目では買いが入りやすい地合いを支えています。

東京エレクトロン(8035):半導体製造装置の連れ高

半導体製造装置大手の東京エレクトロンも、前日比665円高の12,765円(+5.50%)と大幅高になりました。日経平均への寄与度は約336円分です。アドバンテストと同じく、利上げ観測の後退を受けたグロース株買いの流れに乗った形で、半導体セクター全体に資金が入ったことがうかがえます。

ファーストリテイリング(9983):値がさ株として指数を押し上げ

ユニクロを展開するファーストリテイリングは、前日比2,920円高の74,690円(+4.07%)となり、日経平均への寄与度は約236円分でした。個別の決算材料などは確認できておらず、日経平均に占めるウエイトが非常に大きい値がさ株として、指数全体の上昇に連動して買われた側面が大きいとみられます。

ソフトバンクグループ(9984)とキオクシアホールディングス(285A):明暗分かれる値がさ株

ソフトバンクグループは日経平均を約151円押し上げる形で上昇した一方、半導体メモリー大手のキオクシアホールディングスは今日の下押し要因トップとなりました。キオクシアHDは直近で株価が大きく上昇していたため、その反動で利益確定売りが出たとみられますが、この日特有の明確な個別材料は確認できていません。なお、両銘柄とも記事執筆時点では終値データの反映が間に合わず「確認中」としています。保存前に正式な終値へ差し替える予定です。

個人投資家としてどう見るか

今日のように、上昇幅のうち半分以上が数銘柄の値がさ株でもたらされている相場は、見た目の指数以上に「一部の銘柄に資金が集中している」ことを意味します。積立投資をしている方にとっては、こうした1日の値動きを気にしすぎる必要はなく、淡々と積み立てを続けるのが基本だとひろきちは思います。一方、個別株で短期売買をしている方は、値上がり率上位の銘柄が本当に業績の実態を伴って買われているのか、それとも金利観測の変化によるテーマ買いなのかを見極めることが大切なタイミングです。米金利や為替の動き次第では、週明けの勢いが続かない可能性もあるため、高値掴みには注意したいところです。

明日以降の注目ポイント

①10月5日夜(米国時間)に発表されるISM(米供給管理協会)非製造業景況感指数です。雇用統計に続いて米経済の実態を示す指標であり、FRBの金融政策観測を左右する可能性があります。

②ノーベル賞ウィークの行方です。10月6日に物理学賞、10月7日に化学賞の発表が予定されており、関連する国内企業への思惑買いが出る場面もありそうです。

③一部の値がさ株主導で進んだ今日の相場が、他の銘柄にも波及するかどうかです。プライム市場の値上がり銘柄はまだ全体の6割弱にとどまっており、相場の裾野がどこまで広がるかを見ていきたいと思います。

引き続き、無理せずコツコツと。明日もよろしくお願いします!

※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の投資行動を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

前営業日の動きはこちらの記事もあわせてどうぞ:【日経平均まとめ】2026年10月2日は647円安の68,309円!前日の反動売りとソフトバンクG急落が重し

今日も応援のいいねをお願いします!下のバナーをポチッと応援クリックしていただけると、ひろきちの励みになります!

ブログランキング・にほんブログ村へ

人気ブログランキング

貯蓄の無料相談サイト「ガーデン」

コメント

タイトルとURLをコピーしました