どうも、ひろきちです。
よく「複利は資産形成の最強の武器」と言われますが、正直なところ「実感」できるようになるまでには、それなりの元手が必要です。
今回は、ひろきちが積立と運用実績から感じている「複利のリアルな体感ライン」を、シミュレーション数値を使って解説します。結論から言うと、複利を実感できるのは1000万円から、そしてブーストして爆発力を感じられるのは3000万円からだと思っています。
そもそも複利とは?おさらい
複利(ふくり)とは、運用で得た利益を元本に組み入れて、その合計額に対してまた利益がつく仕組みのことです。利益が利益を生むので、時間が経つほど資産が増えるスピードが加速していきます。反対に、利益を元本に組み入れず、最初の元本だけに利息がつく方式は「単利」と呼ばれます。
例えば1,000,000円を年率5%で運用した場合、単利なら毎年きっちり50,000円ずつしか増えません。複利なら1年目は同じ50,000円ですが、2年目はその50,000円も運用対象に加わるので、1,050,000円×5%=52,500円が増えます。差はわずかですが、これが20年、30年と続くとじわじわ効いてきます。
1000万円で複利を実感できる理由
複利の効果は、パーセンテージでは常に一定でも、実額(円ベース)で見ると元本が大きくなるほど存在感を増していきます。仮に年率5%で運用できたとすると、元本ごとの年間運用益(複利計算に入る前の単純な目安)はこうなります。

500万円なら年間の運用益は約25万円(月あたり約2.1万円)。
ボーナス1回分くらいの感覚です。一方、1000万円まで来ると年間約50万円(月あたり約4.2万円)。
ここまで来ると「働かなくても毎月4万円強が勝手に増えている」という感覚がようやく実生活のレベルで実感できるようになります。
ひろきち自身も、総資産が1000万円を超えたあたりから「これは確かに複利だな」と体で感じるようになりました(実際の記録は後述のリンクから見られます)。
3000万円からは複利が爆発する理由
問題はここからです。3000万円まで来ると、年間の運用益は約150万円(月あたり約12.5万円)。
これは会社員の月給に匹敵する金額が、何もしなくても資産の中で生まれている計算になります。
5000万円なら年間約250万円(月あたり約20.8万円)。
元本が2〜3倍になれば運用益も2〜3倍になるのは当たり前の算数ですが、金額が大きくなるにつれて「生活を変えるレベルのお金が勝手に増える」という体感が一気に強くなるのが、このあたりのラインだと感じています。
実際にNISA口座を使ったケースでも試算してみました。追加投資はせず、最初にまとまった金額を入れて、そのまま年率7%で20年間運用したとします(NISA口座なら運用益が非課税になるので、こうしたシミュレーションとの相性が良い制度です)。

1000万円でスタートした場合、20年後は約3,870万円になります。増えた額は約2,870万円です。一方、3000万円でスタートした場合、20年後は約1億1,609万円。増えた額はなんと約8,609万円にもなります。増える倍率自体はどちらも同じ約3.87倍なのですが、元手が3倍違うだけで、増えた実額は3倍近くに広がるわけです。同じ「複利のパワー」でも、乗っている金額が大きいほど絶対額のインパクトが桁違いになる。これも3000万円からの爆発力の正体のひとつだと思います。
さらに重要なのは、複利は資産が増えれば増えるほど、その増える力自体も大きくなっていくという点です。
単なる直線的な伸びではなく、カーブが徐々に急になっていくのが複利の本当の怖さ(そして魅力)です。
シミュレーションで見る資産曲線
言葉だけだとイメージしづらいので、毎月5万円を積み立てながら年率5%で運用した場合の資産推移をシミュレーションしてみました(※年率5%はあくまで分かりやすさのための仮定であり、将来のリターンを保証するものではありません)。

グラフを見ると、最初の10年ほどはゆるやかな右肩上がりですが、20年目以降はカーブが目に見えて急になっていくのが分かります。
これが複利の「後半になるほど加速する」性質です。積立額(インプット)は毎月5万円で一定なのに、資産の増え方(アウトプット)はどんどん大きくなっていきます。
元本と運用益の逆転ポイント
このシミュレーションだと、1000万円に到達するのは13年目、3000万円に到達するのは26年目という結果になりました。同じ「積立を13年続ける」でも、1000万円から3000万円のフェーズの方が資産の伸びが大きいのが複利らしいところです。中身をもう少し分解してみます。

1000万円到達時点では、元本(積立の累計)が780万円、運用益が316万円で、運用益の割合はまだ28.8%。「自分が積み立てたお金」がまだ主役です。
ところが3000万円到達時点では、元本1,560万円に対して運用益が1,631万円と、なんと運用益の方が元本を上回ります。
つまりこの時点で、資産の半分以上は「自分が働いて振り込んだお金」ではなく「お金自身が稼いだお金」になっているということです。
ここが個人的に複利が爆発すると感じる最大のポイントです。
今日から複利を味方につけるために
ここまでの内容を踏まえると、複利を味方につけるためのポイントは大きく3つだと思います。
1つ目は、とにかく早く始めること。
複利は時間が長いほど効果が大きくなるので、金額の大小より先にスタートラインに立つことが重要です。
2つ目は、積立を止めないこと。相場が下がった時期でも淡々と積み立てを続けることで、平均購入単価が下がり、後の伸びにつながります。3つ目は、1000万円までは我慢の期間と割り切ること。
このシミュレーションでも分かる通り、1000万円に到達するまでの運用益比率はまだ3割弱です。
ここで焦らず淡々と積み立てを続けられるかどうかが、その先の爆発力を手にできるかの分かれ道になると思います。
ひろきち自身、総資産が1000万円を超えるまでは正直なかなか実感が湧きませんでした。ただ、実際に1000万円を超えてからは複利の存在をはっきり感じるようになったので、まずは1000万円という最初の壁を目指して、淡々と積立を続けていくのがおすすめです。
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※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の投資行動を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。なお、本記事のシミュレーションは年率5%という仮定に基づく試算であり、実際の運用成績を保証するものではありません。
実際にひろきちが1000万円を達成した時の資産公開記事は【総資産公開】2026年6月は10,411,890円!前月比+186,730円で過去最高を更新(でも家計は赤字)、複利の基本的な仕組みについては【解説】複利効果とは?時間を味方にして資産を増やす仕組みをやさしく解説で詳しく解説しています。総資産公開のこれまでの全記録は総資産公開まとめからご覧いただけます。
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