どうも、ひろきちです。
20日の日経平均株価は890円37銭高の66,216円79銭で取引を終え、3日ぶりに反発しました。米長期金利の低下を追い風に、前日までの急落分をかなり取り戻す展開になりましたね。今夜は7月開催分のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨の公表が控えており、米国株の値動きにも注目です。
日経平均890円高で3日ぶり反発!TOPIXも上昇
20日の東京株式市場で日経平均株価は前日比890円37銭(1.36%)高の66,216円79銭で取引を終えました。前日19日までの2営業日で日経平均は約3,900円下落しており、「さすがに売られすぎ」という見方から値ごろ感の買いが広がった形です(出典:日本経済新聞)。東証株価指数(TOPIX)も47.42ポイント高の4,059.73と、こちらも反発しました(出典:共同通信)。
反発を後押ししたのは米長期金利の低下
今回の反発の背景には、米財務省が長期国債の買い戻し(バイバック)規模を拡大すると発表したことがあります。これを受けて米長期金利が低下し、前日19日のニューヨーク株式市場ではダウ工業株30種平均が119.65ドル高の53,463.05ドル、ナスダック総合指数が41.38ポイント高の26,331.09で取引を終えました。この流れを引き継ぎ、日本株にも買いが波及した格好です(出典:株探)。
ちなみに「バイバック」とは、政府や企業がすでに発行した債券や株式を買い戻すことです。国債の買い戻しが増えると市場に出回る国債の量が減り、金利の低下要因になります。
注目されたセクター・銘柄
業種別では、輸送用機器、電気・ガス業、医薬品などが上昇した一方、鉄鋼、銀行業、保険業は下落しました。個別では次のような値動きが目立ちました。
- ソフトバンクグループ:1銘柄で日経平均を約159円押し上げ、値上がり寄与トップ
- ファーストリテイリング:2番目の押し上げ役に
- キオクシアHD、リクルートHD、テルモなども堅調
- 一方、東京エレクトロン、イビデン、アドバンテストなど半導体製造装置関連は利益確定売りに押され、指数の重しに
半導体関連株は最近の相場をけん引してきた分、上がった後に利益を確定する売りが出やすい状況が続いていますね(出典:株探)。
ドル円は158円台後半で堅調
為替市場では、ドル円は午後3時時点で158円63銭と、前日の急落から一転して円安・ドル高方向で推移しました。米長期金利の低下は本来ドル安要因になりやすいのですが、前日にかけての急激な円高の反動が出た格好です(出典:みんかぶ FX/為替)。
今夜の米国株の見通し
今夜のニューヨーク市場では、7月28〜29日開催分のFOMC議事要旨が公表される予定で、最大の注目材料となりそうです。前回会合では政策金利の据え置きが決まったものの、3名の参加者が利上げを主張していたことが分かっており、FRB(米連邦準備制度理事会)内でどこまで利上げ論が広がっていたかが焦点です。タカ派的な内容であれば株式市場の重しになる可能性があります。
また、ターゲットやロウズ、TJXカンパニーズなど大手小売企業の決算発表が相次ぐタイミングでもあり、インフレや高金利が個人消費にどこまで影響しているかを確認する材料としても注目されています(出典:外為どっとコム)。
まとめ
今日は米国の金利低下を追い風に、日経平均・TOPIXともに3日ぶりの反発となりました。ただし直前の急落分をすべて取り戻したわけではなく、半導体関連株には利益確定売りも見られています。今夜のFOMC議事要旨と米小売決算の内容次第で、明日の日本株の値動きも変わってきそうなので、引き続き注目していきたいと思います。
前回の市況記事はこちら:日経平均484円高の69,198円で5日続伸!半導体株がけん引、今夜はFOMC議事要旨控え米住宅指標に注目【2026/8/17】
English version is here → [Market Recap] Nikkei Jumps 890 Points to 66,216, Snapping a Two-Day Slide as US Yields Fall – Tonight’s Focus: FOMC Minutes [2026/8/20]
※本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。投資は自己責任でお願いします。



コメント