どうも、ひろきちです。今日(2026年8月27日)の日経平均株価は3日ぶりに反落し、66,131円で取引を終えました。エヌビディアの決算は市場予想を上回る好内容でしたが、関連銘柄には利益確定売りも出て指数の重荷になった一日でした。一方でTOPIXは6日続伸と、日経平均とは逆の値動きになったのが今日のポイントです。
今日の日本株市場:日経平均は3日ぶり反落
27日の東京株式市場で、日経平均株価は前日比130円18銭(0.20%)安の6万6131円98銭で取引を終えました。TOPIX(東証株価指数)は前日比6.20ポイント(0.15%)高の4117.22で、こちらは6営業日連続の上昇です(出典:日本経済新聞)。
朝方は好材料もあって日経平均は一時700円近く上昇する場面がありました。ただ、米国で27日に開幕したジャクソンホール会議の内容を見極めたいという雰囲気から持ち高を減らす売りが出やすく、午後にかけて上げ幅を縮めて反落という結果になりました。東証プライム市場の売買代金は概算で7兆8700億円でした。
注目されたセクター・銘柄:エヌビディア決算とアドバンテスト
米エヌビディアが日本時間27日早朝に発表した2026年5〜7月期決算は、市場予想を上回る増収増益でした。決算説明会では2028年1月期通期の売上高が前期比約70%増になるとの見通しも示され、内容自体はかなり強かったといっていいと思います。
ただし、エヌビディア向けに検査装置を供給するアドバンテストは、前日にすでに先回りする形で買われていたこともあり、この日は利益確定売りに押されました。アドバンテスト1銘柄だけで日経平均を260円あまり押し下げており、「好決算=即上昇」とはならなかったのが今日らしいところだと思います。半面、東京エレクトロンやフジクラ、イビデン、ソフトバンクグループ、TDKといった銘柄は上昇し、指数を下支えしました(出典:日本経済新聞)。値下がり寄与の上位にはファーストリテイリングやリクルートホールディングス、コナミグループが並びました。
ドル円と日銀の動き
為替市場では、ドル円は159円32〜33銭前後と、前日に比べてやや円安・ドル高方向で推移しました(出典:日本経済新聞)。日銀の氷見野良三副総裁は27日、埼玉県内での金融経済懇談会で利上げについて「毎回の金融政策決定会合でしっかりと議論したい」と発言しましたが、9月の会合での利上げを強く示唆する内容ではなかったとされています。金利上昇の勢いが一服したことも、株式市場にとってはひとまず支えになったようです。
今夜の米国株の見通し:ジャクソンホール会議が最大の焦点
今夜の米国市場では、日本時間21時30分に米新規失業保険申請件数と7月の卸売在庫が発表される予定です。ただ、それ以上に市場が注目しているのは、27日から29日まで開かれるジャクソンホール会議(米カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム)です。現地時間28日にはFRB(米連邦準備理事会。中央銀行にあたる組織で、利上げ・利下げなど金融政策を決めています)のウォーシュ議長が講演する予定で、この内容次第で相場が大きく動く可能性があります。
7月の米個人消費支出(PCE)物価指数の伸びが市場予想を上回っていたこともあり、ウォーシュ議長が利上げに前向きな姿勢(タカ派)を強めるのではという警戒も一部にあるようです。前日発表のエヌビディア決算の消化が続くなかで、AI関連への投資意欲が鈍っているのではという懸念も根強く、NY株式市場は上値の重い展開になりやすいとの見方が出ています。
まとめ
今日は「好決算でも株価は素直に上がらない」ということを改めて感じた一日でした。エヌビディアの決算自体は文句なしの内容だったと思いますが、株式市場はすでにその期待を織り込んでいた分、材料出尽くしで売られる銘柄も出てくるんですね。今夜のジャクソンホール会議、特にウォーシュ議長の発言内容は、この先の金利や株価の方向性を占ううえで重要なイベントになりそうなので、ひろきちも注目しておきたいと思います。
前回の市況記事(日経平均488円安の65,528円で続落!半導体株に売り、TOPIXは逆行高 今夜の米国株はジャクソンホール控え上昇期待【2026/8/24】)もあわせてご覧ください。
※本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。投資は自己責任でお願いします。



コメント