どうも、ひろきちです。
2026年も後半戦に入りましたが、相場の主役は相変わらず「AI」です。今回は、米国市場をけん引するAI企業の最新動向を、2026年上半期の数字を交えてまとめてみました。
■ 米国市場は堅調、けん引役は半導体セクター
2026年上半期、S&P500は約9.6%上昇、ナスダックは約13%上昇と、米国株はしっかりした半年になりました。中でも目立ったのが半導体セクターで、上半期だけで80%超の上昇と、AIインフラ投資の恩恵をフルに受けた形です。
一方で、これまで相場を引っ張ってきた大型テック(いわゆるマグニフィセント・セブン)は、6月だけで合計2.3兆ドル超の時価総額を失う場面もありました。「AIならなんでも上がる」相場ではなくなってきたと感じます。
■ エヌビディア:時価総額4.7兆ドルでも王者は健在
AI相場の主役といえば、やはりエヌビディア(NVDA)です。時価総額は一時5.4兆ドルまで達し、その後4.7兆ドル前後まで調整しましたが、それでも世界で最も価値のある企業の座をキープしています。
2025年の売上高は2,159億ドル(前年比+65%)。この規模で6割超の成長というのは、やはり異次元ですね。AI学習用チップの市場シェアは推定8〜9割とされており、王者の地位は当面揺るがなそうです。
■ マイクロソフト:株価は調整も、AI事業は年間370億ドル規模に
マイクロソフト(MSFT)は6月に約17%下落するなど、株価はさえない展開でした。ただ中身を見ると、AI事業の年間売上ペース(ランレート)は370億ドルに到達し、前年比+123%。さらに、契約済みの将来売上にあたる残存履行義務(これから入ってくる予定のお金)は6,270億ドルと、ほぼ倍増しています。
株価と業績のギャップが広がっている分、個人的には「業績が良いのに売られている」タイプの銘柄として気になっています。
■ OpenAI:評価額8,520億ドル、IPOは2027年へ
非上場ながら存在感が大きいのがOpenAIです。2026年初めに約1,220億ドルの資金調達を行い、企業評価額は8,520億ドルに達しました。一方で、株式上場(IPO)は2027年に延期されています。2026年の資金流出(キャッシュバーン)は約270億ドルとも言われており、稼ぐ力と使うお金のバランスが今後の注目点です。
■ 明暗が分かれたAI関連株:パランティアは年初来▲29%
AI関連ならどれも好調、というわけではありません。データ分析のパランティア(PLTR)は、売上が前年比+85%と絶好調にもかかわらず、株価は年初来で約29%下落。ブロードコム(AVGO)もAI関連売上が+106%と伸びる一方、株価は年初来+7%程度にとどまっています。
「業績は良いのに株価は下がる」。期待が高すぎた銘柄の評価がリセットされる、そんな局面と言えそうです。

■ 下半期の注目ポイント3つ
①AIバブル論争の行方:6月23日には韓国サムスンなどの急落をきっかけに、ナスダックが2.2%下げる場面もありました。「AI投資は本当に回収できるのか」という疑念は下半期も続きそうです。
②大型テックの決算:マイクロソフトやアルファベットの設備投資額と、AI売上の伸びのバランスに注目です。
③OpenAIのIPO動向:2027年の上場に向けた動きが本格化すれば、AI関連株全体の雰囲気を左右しそうです。
■ まとめ:AI株は「選別の時代」へ
2026年上半期の米国AI企業は、「全部上がる」から「選ばれた企業だけが上がる」フェーズに入ったと感じます。指数はしっかり上昇している一方で、個別ではパランティアのように大きく下げる銘柄も出てきました。
ひろきちとしては、こういう時こそ慌てて売買せず、インデックスや米国ETFを軸にコツコツ積み立てるスタイルを続けたいと思います。
引き続き、無理せずコツコツと。次回もお楽しみに!
※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の投資行動を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。



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