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どうも、ひろきちです。
今日はiDeCo(個人型確定拠出年金)を、老舗の野村證券からネット証券のSBI証券へ移換(金融機関の変更)した話をします。
2021年に書いた記事ですが、2026年の最新情報に合わせて大幅に書き直しました。

そのまま野村証券で積立てても問題ないのでは?
わざわざ切り替えた理由も気になるけど、
移行の手続きやコストも気になるわ。
結論:iDeCoをSBI証券に切り替えた3つの理由
野村證券からSBI証券へ切り替えた理由は、次の3つです。
- 積み立てたい低コストの投資信託が野村證券になかった
- 普段メインで使っている証券会社がSBI証券だった
- 信託報酬(投資信託を持っている間ずっとかかる手数料)を抑えたかった
乗り換えてから5年ほど経ちますが、正直に言うと「もっと早く変えればよかった」と思っています。
ここから一つずつ、実体験をもとに解説していきます。後半では、移換の手順・期間・費用と、2026年12月から始まるiDeCoの制度改正についてもまとめました。
理由1:積み立てたい投資信託が野村證券になかった
私の確定拠出年金のスタートは、2011年8月です。前職の会社ですすめられて、企業型DC(会社が用意する確定拠出年金)に入りました。当時は「日本版401k」なんて呼ばれていましたね。
正直、何も理解しないまま言われるがままに入りました。最初は投資信託が怖くて、ほとんど利息のつかない元本確保型の商品に月3,000円ほど積み立てていたと思います。
2015年ごろから月1万円に増やし、投資信託も選ぶようになりました。ただ、中身もよく分からず、名前の印象で何となく選んでいました。今思うと、ほぼギャンブル感覚です。
本格的に中身を意識するようになったのは2020年です。きっかけはリベ大の両学長のYouTubeでした。投資信託とは何か、iDeCoとは何かを一から勉強して、ようやく「自分が積み立てたい商品」がはっきりしました。
ところが、積み立てたかった全世界株式やS&P500の低コストなインデックスファンドが、当時の野村證券のラインナップには見つかりませんでした。運用期間が10年以上残っているなら、毎年のコストの差は無視できない。そう考えて移換を決めました。
理由2・3:メインのSBI証券にまとめて、コストを下げる
私のメイン口座はSBI証券、サブは楽天証券です。SBI証券を選んだ決め手は、米国ETFを毎月自動で買える「定期買付」の仕組みがあったことでした。
iDeCoで積み立てたい投資信託もSBI証券にそろっていたので、「どうせならメインの証券会社にまとめよう」と考えました。口座がまとまっていると、資産全体を把握しやすいのも地味にうれしいポイントです。
現在、iDeCoで積み立てているのは次の3本です(信託報酬は2021年に乗り換えた当時の目論見書の数字です)。
- SBI・全世界株式インデックス・ファンド:0.1102%
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):0.0968%
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型):0.154%
※現在はさらに引き下げられているものもあります。最新の数字は各運用会社の目論見書で確認してください。
信託報酬の差がどれくらい効くのか、簡単に計算してみます。たとえば残高が500万円あるとき、信託報酬1.0%の商品と0.1%の商品では、年間の負担が約5万円と約5,000円です。その差は毎年約4万5,000円。10年、20年と続けば、かなりの金額になります。
8資産均等型は金額としては少なめですが、暴落したときのクッション役として持っています。
iDeCoの金融機関変更(移換)の手順と期間・費用
私が実際に行った手順は次のとおりです。
- SBI証券のサイトからiDeCoの移換を申し込む
- 後日届く申込書類に必要事項を記入して返送する
- 約1か月後、新しい口座のIDとパスワードが郵送で届く
- 野村證券の資産が現金化され、SBI証券へ移される
- SBI証券のiDeCo画面で、移ってきた資金で買う投資信託を選ぶ(スイッチング)
- 毎月の積立先の投資信託を設定して、翌月から新しい積立がスタート
すべて終わるまで、私の場合は約3か月かかりました。3月に動き出して、完了したのは6月です。費用は約6,800円でした。
ここで知っておきたい注意点が3つあります。
- 移換中は運用できない:資産はいったん現金になるので、その間に相場が上がると上昇の恩恵を受けられません
- 期間は1〜3か月が目安:書類に不備があると、さらに延びます。記入は丁寧に
- 移換手数料は金融機関しだい:0円のところもあれば、4,400円ほどかかるところもあります。移換元の金融機関に事前に確認しておきましょう
また、口座管理手数料のうち国民年金基金連合会(月105円)と事務委託先の信託銀行(月66円)の分は、どの金融機関でもかかります。差が出るのは「運営管理機関」の手数料で、ネット証券の多くは0円です(参考:iDeCo公式サイト)。
2026年12月からiDeCoが変わる!50代の私が注目するポイント
2026年12月分の掛金から、iDeCoのルールが大きく変わります(参考:厚生労働省の資料)。
- 会社員(企業年金なし)の上限:月2万3,000円 → 月6万2,000円
- 自営業者などの上限:月6万8,000円 → 月7万5,000円
- 加入できる年齢:条件を満たせば70歳未満まで掛金を出せるように
※企業年金がある会社員は、6万2,000円から会社の掛金などを差し引いた額が上限になります。
50代になった私にとって大きいのは、積み立てられる期間と金額が増えることです。iDeCoの掛金は全額が所得控除になるので、節税できる期間が長くなるのはありがたいですね。
入れるお金が増えるほど、手数料や商品ラインナップの差も効いてきます。「なんとなく会社や銀行ですすめられた金融機関のまま」という方は、この改正をきっかけに一度見直してみるのがおすすめです。
今からiDeCoを始める・乗り換えるなら?選び方3つのポイント
私なりの金融機関の選び方は、次の3つです。
- 運営管理手数料が0円であること(SBI証券、楽天証券、松井証券、マネックス証券などのネット証券は0円)
- 低コストのインデックスファンド(全世界株式・S&P500など)がそろっていること
- 普段使っている証券会社とまとめられるか、ポイントなどのおまけがあること
私自身はSBI証券で満足していますが、これから選ぶ方には松井証券も選択肢に入れてほしいと思っています。運営管理手数料は0円で、iDeCoでも投資信託の保有残高に応じてポイントが貯まる仕組みがあります。電話で相談できる窓口があるのも、初めての方には心強いところです(詳しい条件は公式サイトで確認してください)。
運営管理手数料0円+ポイントも貯まる。iDeCoの口座開設・移換はこちらから
「そもそもiDeCoとNISA、どっちを優先すべき?」「老後資金がいくら必要か分からない」という方は、お金のプロ(FP)に一度相談してみるのも手です。無料で相談できるサービスもあります。
ちなみに、新NISAの積立額についてはこちらの記事で詳しく書いています。
【解説】新NISAいくら積み立てる?40代から始める最適金額
まとめ:iDeCoは「中身」と「金融機関」を自分で選ぶのが大事
iDeCoを野村證券からSBI証券に切り替えた理由は、次の3つでした。
- 積み立てたい低コストの投資信託が野村證券になかった
- 普段メインで使っている証券会社がSBI証券だった
- 信託報酬を抑えたかった
私は4年ほど、何も考えずに積み立てていました。そこから中身を意識して商品と金融機関を見直したことで、運用益は大きく改善しました。
iDeCoは60歳まで原則引き出せない、長い付き合いになる制度です。だからこそ、何となく選んだ金融機関のままにせず、一度は自分で見直してみてください。今日が一番若い日です。
私の資産の推移は、こちらで毎月公開しています。
【総資産公開まとめ】ブログ開始から総資産1,000万円超えまでの全記録
引き続き、無理せずコツコツと。次回もお楽しみに!
※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の投資行動を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
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