【米国株】ゴールドマン・サックス(GS)が大幅増益!EPS17.01ドルで予想を約30%上回る(2026年7-9月期決算)

投資のいろは

どうも、ひろきちです。

2026年10月13日の米国株式市場は、S&P500が7,805.45(-0.02%)、ダウが51,670.10ドル(-0.35%)、ナスダックが27,204.38(-0.15%)とほぼ横ばいでした。半導体株が重しとなる中、米大手金融の決算が本格的に始まり、市場の注目を集めました。今回はその中でも際立っていたゴールドマン・サックス(GS)の決算を整理します。

EPS17.01ドル、市場予想を約30%上回る

ゴールドマン・サックスが発表した2026年7-9月期の決算は、1株あたり利益(EPS)が17.01ドルでした。前年同期の12.25ドルから大きく増え、市場予想の13ドル前後(情報源により12.86〜13.09ドル)も約4ドル上回っています。

売上高にあたる純収益は186.8億ドルで、前年同期比+23%。純利益は52.9億ドルでした。自己資本利益率(ROE、株主のお金でどれだけ稼いだかを示す指標)は年率換算で18.7%と、高い水準を保っています。

なお、4-6月期のEPSは20.98ドルだったので、前の四半期よりは減っています。ただし今回は、慈善寄付を前倒しで計上した影響があり、その分を除くとEPSは約18ドルだったと説明されています。ひろきちとしては、数字の「中身」まで見ておきたいポイントだと思います。

けん引役は株式部門、前年比+72%

部門別に見ると、グローバル・バンキング&マーケッツ(投資銀行と市場取引の部門)の純収益が134.6億ドル、アセット&ウェルス・マネジメント(資産運用・富裕層向け部門)が50.5億ドルでした。

特に目立ったのが株式のトレーディングです。株式の収益は64億ドルで、前年同期比+72%と大きく伸びました。M&Aなどの助言業務(アドバイザリー)も17億ドルで+18%と好調でした。

つまり、企業の大型案件と、市場の取引活発化の両方が追い風になった四半期だったと言えます。一方で、取引収益は相場環境に左右されやすい点には注意が必要です。

株主還元も継続、自社株買い30億ドル

この四半期、ゴールドマンは30億ドルの自社株買いと、15億ドルの配当支払いを実施しました。稼いだ利益を株主に返す姿勢は、変わらず強いと感じます。

株価の反応は?決算当日の動き

決算前日(10/12)の終値は893.95ドルでした。10/13の取引開始前は上昇し、一時906ドル台を付けたと報じられています。ただ、日中は伸びが弱まり、893〜895ドル付近で推移した場面もあったようです。

正式な終値は、私の調べた範囲では確認できていません。利益の大幅な上振れが、そのまま株価の大幅上昇につながったとは言えない状況です。決算の良さが、すでにある程度株価に織り込まれていた可能性もあると思います。

今後の注目ポイント

今後の見どころは、(1)株式トレーディングの好調が続くか、(2)M&Aなど投資銀行業務の回復が続くか、(3)寄付など一時的な費用を除いた「実力のEPS」が維持されるか、の3点です。この後に発表が続くほかの大手銀行の決算と合わせて確認すると、金融セクター全体の流れが見えてきます。

引き続き、無理せずコツコツと。次回もお楽しみに!

※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の投資行動を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
出典:Goldman Sachs 決算プレスリリース(2026年10月13日)

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