【今週の注目株】ウエストHD(1407)がストップ高&アップル(AAPL)は最高値327ドル!日米2銘柄を深掘り

投資のいろは

どうも、ひろきちです。

今週は日米ともに個別株の動きがにぎやかな1週間でした。今回は「今週の注目株」として、日本株からウエストホールディングス(1407)、米国株からアップル(AAPL)を1銘柄ずつピックアップして、注目理由と投資家目線でのポイントを整理してみます。

※本記事の株価・業績数値は2026年7月15日時点の情報です。

日本株:ウエストHD(1407)が最終益3倍でストップ高2,802円

ウエストホールディングス(1407)は広島発の再生可能エネルギー企業です。もともと太陽光発電所の建設・販売が主力でしたが、最近は「蓄電所」(大型蓄電池に電気をためて価格の高い時間帯に売る事業)に力を入れています。

ウエストHD 2026年8月期第3四半期累計の業績(前年同期比)

7月15日に発表された2026年8月期第3四半期累計(2025年9月〜2026年5月)の決算は、みんかぶの報道によると売上高が前年同期比33.4%増の293億3,900万円、営業利益が2.3倍の46億1,400万円、最終利益が3.0倍の23億1,600万円でした。グラフを見ると、売上の伸び以上に利益が大きく跳ねているのが一目で分かります。

けん引役は蓄電所事業です。この事業だけで売上高84億9,200万円、営業利益30億200万円を稼ぎ、伸び悩んだ再エネ事業を補って余りある成長ぶりでした。この決算を好感して、7月15日の株価はストップ高の2,802円(前日比+500円、+21.7%)まで買われています。

ウエストHDの投資家目線ポイント:急騰後でも予想PERは16倍前後

通期(2026年8月期)の会社予想は売上高544.6億円(前期比15.3%増)、営業利益113.76億円(同31.6%増)と大幅な増収増益見込みです。ストップ高後の株価2,802円で計算しても予想PER(株価収益率)はおよそ16倍、予想配当70円に対する利回りは約2.5%と、この成長スピードを考えれば極端な割高感はない水準だと思います。

一方で留意点もあります。ストップ高した銘柄は翌日以降に利益確定売りで急落することがよくありますし、蓄電所ビジネスは電力価格の変動や制度変更の影響を受けやすい事業です。時価総額約1,400億円の中型株で値動きも荒いので、飛びつくのではなく、決算後の値動きが落ち着くのを見てから考えるくらいがちょうどいいというのがひろきちの感覚です。

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米国株:アップル(AAPL)が中国AI認可で史上最高値327ドル

米国株からはアップル(AAPL)です。Yahoo Financeによると、7月15日の米国市場で株価は3.5%高の327ドルまで上昇し、史上最高値を更新しました。年初来では約20%の上昇、時価総額は約4.8兆ドルと世界2位の巨大企業です。

最大の材料は中国です。アップルのAI機能「Apple Intelligence」が中国当局の登録(認可)を取得し、中国国内ではアリババのAIモデル「Qwen」がこの機能を支えることも確認されました(Benzinga)。これまで「中国でAIが使えない」ことがアップルのAI戦略の弱点と指摘されてきただけに、その穴が埋まったインパクトは大きいです。

さらに2026年4-6月期には、世界スマホ市場でアップルのシェアが20%と過去最高を記録しました。メモリー不足で業界全体の出荷台数が2013年以来の低水準に落ち込むなかでのシェア拡大なので、ブランド力の強さが際立ちます。新しいSiriを試せるiOS 27パブリックベータの公開や、Citiによる目標株価の引き上げ(315ドル→365ドル)も追い風になりました。

アップルの投資家目線ポイント:PER38倍の割高感には注意

良い材料が続く一方で、バリュエーション(株価が割高か割安かの評価)は要注意です。Macrotrendsのデータでは、アップルの足元のPERは約38倍と、直近12カ月の平均である約35倍をさらに上回る水準まで買われています。

また皮肉なことに、シェア拡大の背景にあるメモリー不足は、アップル自身の部品コスト増加の要因でもあります。メモリー価格の上昇が今後の利益率を圧迫しないかは、決算のたびに確認したいポイントです。好材料で盛り上がっているときほど、「この株価にどこまで期待が織り込まれているか」を冷静に考えたいですね。

今後の見通し:注目したい3つのポイント

最後に、来週にかけてひろきちが注目しているポイントを3つ挙げます。

①日米とも決算シーズンが本格化します。個別株の急騰・急落が増える時期なので、決算またぎのポジションは特に慎重にいきたいところです。

②米国の物価指標とFRB(米国の中央銀行)の動きです。利下げ観測が相場全体の追い風になっている分、インフレ再加速のサインが出ると流れが変わる可能性があります。

③AI・電力関連の物色です。今回のウエストHDのように、AIやデータセンターの電力需要と絡むテーマには日本株でも米国株でも資金が集まりやすくなっています。

急騰銘柄の背景を深掘りした記事としては、キオクシアHD(285A)の株価急騰の理由を解説した記事や、アンソロピックとオープンAIのIPO動向の解説もあわせて読んでもらえると、今の相場のテーマがつかみやすいと思います。

引き続き、無理せずコツコツと。次回もお楽しみに!

English version is here → [Weekly Stock Picks] West HD (1407) Hits Limit-Up & Apple (AAPL) at a Record $327

※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の投資行動を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

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