どうも、ひろきちです。今回は「新NISAで月3万円を20年間コツコツ積み立てたら、資産はいくらになるのか」をテーマにシミュレーションしてみました。新NISAを始めようか迷っている方や、積立額の目安を知りたい方の参考になればと思います。
■ 新NISAのつみたて投資枠をおさらい
まずは制度のおさらいから。新NISAの「つみたて投資枠」は年間投資上限が120万円で、「成長投資枠」(年間240万円)と併用できます。生涯の非課税保有限度額は1,800万円で、月3万円(年間36万円)のペースであれば上限を気にせず長期でコツコツ積み立てられる金額です。非課税期間も無期限化されているので、今回のように20年という長期スパンで試算する意味が大きい制度だと言えます。
■ 月3万円を20年間積み立てると、投資元本はいくら?
月3万円×12ヶ月×20年 で、投資元本の合計は720万円になります。これはあくまで「自分で入金した金額」の合計で、ここに運用によるリターン(利益)が上乗せされていくイメージです。
■ 利回り別にシミュレーションしてみた
ここからが本題です。実際にどれくらい資産が増えるのか、想定利回りを3パターン(年3%・年5%・年7%)に分けて試算してみました。年3%は公的年金の運用実績(GPIF=年金積立金管理運用独立行政法人)などを参考にした保守的な想定、年5%は全世界株式インデックスの長期平均に近い想定、年7%は米国株中心でやや強気の想定です。
想定利回り 20年後の資産額 運用益(利益部分)
年3% 約987万円 約267万円
年5% 約1,238万円 約518万円
年7% 約1,572万円 約852万円
(元本のみ) 720万円 0円
グラフにするとこんなイメージです。
同じ「月3万円」でも、利回りが2%違うだけで20年後の差は200万円以上になります。これが複利効果の力で、特に15年目以降にグラフの傾きがぐっと急になっているのが分かると思います。複利は「時間を味方につけるほど効いてくる」ので、早く始めるほど有利になります。
■ 複利効果を実感するポイント
グラフを見て個人的に面白いなと思ったのは、最初の5〜10年はどの利回りでもそこまで大きな差が出ないという点です。元本720万円に対して、10年時点ではまだ運用益が数十万〜100万円程度の差にとどまります。ところが15年、20年と時間が経つにつれて、利益が利益を生む複利のカーブがはっきり効いてきて、最後の5年で一気に差が開いていきます。「最初のうちは増えている実感が薄い」と感じても、そこで積立をやめてしまうのはもったいないと思います。
■ シミュレーションを見るときに意識したいポイント
①想定利回りはあくまで「仮定」であること
今回の3%・5%・7%は過去の実績や指数の平均をもとにした試算であって、将来のリターンを保証するものではありません。実際の運用では、年によって大きくプラスになる年もマイナスになる年もあります。
②元本割れのリスクもゼロではないこと
新NISAは非課税というメリットが大きい制度ですが、投資である以上、短期的に元本を下回る可能性はあります。あくまで長期・積立・分散を前提に考えるのがおすすめです。
③「続けられる金額」で始めることが一番大事
月3万円は決して小さい金額ではないので、無理のない範囲でスタートし、家計に余裕が出てきたら増額を検討する、というくらいの気持ちで十分だとひろきちは思います。
引き続き、無理せずコツコツと。次回もお楽しみに!
※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の投資行動を推奨するものではありません。想定利回りは過去の実績等をもとにした試算であり、将来の運用成果を保証するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。



コメント