日経平均、一時1,600円超の上昇!AI・半導体株主導で69,000円に接近 今夜はデルタ航空決算に注目【2026/7/10】

デイトレ

どうも、ひろきちです。今日(7月10日)の東京株式市場は、日経平均株価が大幅続伸し、一時1,600円を超える上昇を見せました。AI(人工知能)・半導体関連株への買いが相場をけん引し、69,000円台に迫る場面もありました。今夜のニューヨーク市場では、決算シーズンの開幕を告げるデルタ航空の決算発表に注目が集まります。

今日の日本株市場

7月10日の日経平均株価は、前日比1,000円を超える大幅高で推移しました。前日終値6万7,743円85銭からスタートし、寄り付き直後から買いが先行。午後2時50分時点では前日比1,073円高となり、取引時間中には上げ幅が1,600円を超える場面もありました。

TOPIX(東証株価指数。東証プライム市場全体の値動きを示す指数)も前場終値で28.20ポイント(0.70%)高の4,048.57ポイントと堅調に推移しました。東証プライム市場では値上がり銘柄が950、値下がり銘柄が564と、幅広い銘柄に買いが入ったことが分かります。

上昇の背景には、前日9日の米国株式市場が大幅高だったことがあります。米中央軍がイランへの攻撃を完了したと発表し、中東情勢への過度な警戒感が和らいだことに加え、原油価格が下落してインフレ(物価上昇)懸念が後退したことが好感されました。

注目されたセクター・銘柄

日経平均への寄与度(押し上げ効果)が特に大きかったのは、ソフトバンクグループ、アドバンテスト、東京エレクトロンのAI・半導体関連3銘柄で、合計で指数を1,000円超押し上げました。業種別では、非鉄金属、金属製品、情報・通信業、機械、電気機器などが値上がり率上位となりました。

一方で、ファーストリテイリングやリクルートホールディングス、東京海上などは指数の押し下げ要因となり、海運業や保険業、小売業、空運業は値下がり率が目立ちました。個別銘柄では、AIメカテックが海外からの大口受注を発表してストップ高となるなど、材料のある銘柄への物色も活発でした。

なお、午後にかけては、配当再投資に絡むETF(上場投資信託)の換金売りが重荷となり、上げ幅はやや縮小しました。為替相場も朝方の1ドル=162円台半ばから、日中は161円台前半まで円高が進み、輸出関連株の一部で上値を抑える要因になりました。

今夜の米国株の見通し

前日9日のニューヨーク市場は、NYダウ工業株30種平均が139.02ドル高の5万2,487.41ドル、ナスダック総合指数が336.24ポイント高の2万6,206.89、S&P500種指数が60.93ポイント(0.81%)高の7,543.64と、主要3指数がそろって上昇して取引を終えました。半導体関連株の値動きを示すSOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)は3%を超える上昇となっています。

今晩は、デルタ航空が2026年4~6月期(第2四半期)決算を発表する予定で、いよいよ本格的な決算シーズンの幕開けとなります。市場予想は1株当たり利益(EPS)が1.53ドル、売上高は174億7,000万ドル(前年同期比12.6%増)。夏の旅行需要の強さと燃料費の上昇のバランスをどう乗り切ったかが焦点で、この結果が航空株全体、ひいては市場心理にも影響しそうです。

また、9日には米新規失業保険申請件数(6月28日~7月4日の週)が発表され、21万5,000件と市場予想の21万8,000件を下回る(=雇用情勢が底堅い)結果となりました。労働市場の強さが確認されたことも、株式市場にとって安心材料となっています。

まとめ

今日の日本株市場は、AI・半導体株を中心に大幅高となり、地政学リスクの後退と原油安がグローバルに株式市場を支える展開となりました。今夜は決算発表がいよいよ本格化するタイミングです。デルタ航空の決算を皮切りに、今後発表が相次ぐ主要企業の業績次第で、相場の方向感がより明確になってきそうです。引き続き、値動きの背景にある材料を一つずつ確認しながら、無理のない範囲で相場をチェックしていきたいと思います。

※本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。投資は自己責任でお願いします。

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